6月頃、やちむんの里の登り窯で火入れ予定

やちむんは、6月にまた火入れをして焼く予定です。火入れをした登り窯は、4日間も燃やし続けます。そのため、煙突からはモクモクと煙が上がります。そう。この4日間は、洗濯物を外に干せないくらいです。

登り窯には1万点のやちむん

さて、登り窯には細かいもの入れても、約1万点のやちむん達が入ります。この1万点とは、金城明光の工房だけではなく、複数の工房から集まる数です。それを日々、その火入れの時まで一生懸命、製作活動に没頭する毎日なのです。

登り窯内は、1,230度

窯の中は、1,230度を超える温度になります。超えるといっても温度計が窯の中に存在するわけもなく、この「色見(いろみ)」で温度を知ることができます。

この「色見」は、登り窯の両端に15個づつ置かれて、焼きにムラが出ないように確認します。その高温で焼かれたやちむんは、約2割ほど縮みます。それを計算して各工房の職人は、日々製作しているのです。私たちが製作したやちむんを見に来てください。